社労士試験攻略法・8月
社労士受験で最も大切な時期です。
8月に入りますと3週間ほどで本番がやってきます。
この時期の頑張りが、実は、受験生の明暗を分ける最も重要な分岐点なのです。
なぜなら、この3週間でやったことは、かなりの確率で本番当日に、記憶の定着が望めることにあります。
7月の模試で合格圏内に届いていない方が合格できたりするのは、こういった理由もあるでしょう。
この時期、問題集、模試、これまでにあたってきた問題の全てを復習するのが理想です。
・・・ですが、全てはとても無理ですね。
私の場合はと言いますと、選択式の恐怖に取りつかれていたため、8月直前期になっても、1日の勉強時間の3分の2を選択式の勉強に当てていました・・・。
選択式対策が遅れたというのもありますが、私はこの選択式に並々ならぬ情熱を注いでいたのです。
1日の勉強時間、残った3分の1で、特にお気に入りの問題集の総復習に取り組んだという状況でした。
模試3社7回分、TAC合格のツボ択一式、TAC一般常識問題集ですね。
ちなみに、i.D.E.塾過去問集は7月に最終周回を終えていました。
模試は記憶の定着度や理解度があいまいな肢とその解答解説に取組み、択一対策は、今まで一度でも肢やその解答解説に△や×が付いたところを全て復習しました。
一つおすすめしたいポイントがあるのですが、毎日、勉強に使用した教材とそのページ数をメモ帳などに記録しておくと便利です。
勉強開始から本番直前まで記録を付けましょう。
私の場合、日付、教材の名前、その教材の何ページから何ページまでをやったのかを毎日記録していました。
これによって、どの教材は最後に取り組んでからどのくらいの日数が経過しているかを把握することができます。
したがって、自分の忘却度合いに応じて、復習のスケジュールを決定できるのです。
私の場合、なるべく1ヵ月以上開けないように努めていました。
せっかくやったことを全て忘れていては、その努力が無駄になります。
そのようにして、いわば忘却を管理していたのです。
そして、この時期に大事なことがあります。
これは、どの受験情報発信源でも言われていますが、8月の直前期に新しい教材に着手してはいけないということです。
ただし、7月までに取り組んだ教材の全てが、完璧に理解および記憶に定着している場合は別です。
とはいうものの、取り組んだ量にもよりますが、8月試験の合格を目標に猛勉強をしてきた場合は、新たな問題集に取り組むメリットは皆無と言えます。
これまでの問題集と6〜7月に実施された模擬試験の復習に時間を使いましょう。
”知らない問題が出たら大変だ” ではなく ”少しでも多くの肢を正確に判断できるようにしよう” という感覚の方が、より合格に近いといえます。
試験の前日まで、ひたすら繰り返しましょう。
スポンサーリンク
style="display:block"data-ad-client="ca-pub-1345157845761802"
data-ad-slot="5952551579"
data-ad-format="auto">
関連ページ
- 社労士試験攻略法・1月まで
- 社労士試験攻略法・1月まで
- 社労士試験攻略法・2〜4月
- 社労士試験攻略法・2月から4月にかけて
- 社労士試験攻略法・5〜7月
- 社労士試験の攻略法・5月〜7月