社労士試験の独学合格攻略法(過去問)です

過去問

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資格試験の王道中の王道です。

過去問の攻略ならずして、国家試験の合格は成し得ません。

 

過去問なんかじゃ合格できないと思っている方もいらっしゃるでしょう。

 ”それは違います” と否定しておきます。

 

なぜなら、教材のほとんど全ては過去問を中心に作成されているからです。

世間で絶賛されている市販テキストも然りです。

過去問とその周辺項目を中心に、更に最近の法改正を加えて作成されています。

 

もちろん私は、これらの教材の監修や制作に携わったことはありませんが、読んだり解いたりしていれば、分かります。

 

勉強を始めたころの私は「過去問?無駄でしょ。過去問じゃ2〜3割しか取れないってネットでも書いてあるし・・・。やっぱり予想問題でしょう。」と、退職して本格的に勉強を始めてから3か月間、過去問集には目もくれませんでした。

 

あれ、さっき言ったことと・・・。

 

そうなんです。私は過去問否定派だったのです。

その私が、なぜ、真逆なことを言っているのでしょう。

 

それは、私が自ら思いっきり空回りしてきた勉強を嫌というほど経験し、遠回りをしつつも、膨大な時間があった故に軌道修正が可能で、合格を手に入れることができたという現在の自分があるからこそです。

グダグダでよくわかりませんが、つまり、自分の失敗から学んだんですね。

 

ここでも注意が必要です。

 

確かに、過去問で本試験の問題が被ることがあります。

繰り返し出題されているポイントがあるからです。

それは、条文順に編集されている過去問集を解けば一目瞭然です。

ですが、「問題を読む→正誤を判断する→正解!or残念!」の繰り返しではダメです。

その勉強法は、徒労に終わるでしょう。

 

では、どうすれば。

 

解答解説もガッチリ覚える又は理解するということです。

理由は、全く同じ問題は少なく、聞き方を変えたり、その過去問の周辺から出題されているからです。

言うのは簡単ですが、結構大変です。

 

しかし、大変だからこそ身になるというものです。

 

それから、勉強が進むと類似の項目に嫌というほど出くわします。

それらがピンとこなければなりません。そのことに留意しながら取り組む必要があります。

あやふやな項目に遭遇したらテキストで確認です。

 

手間を掛けた確認方法で記憶が徐々に定着し、その繰り返しにより、何千項目と言う数が頭に入るのです。

従いまして、過去問集選びは、

 

”解答解説が詳しい”

”条文順に並んでいる”

 

を焦点に自分好みのものを探すと良いでしょう。

自分好みというのは、大切です。

これは、どこかで評価されている内容を信じるのも、これに当てはまります。

 

お気に入りで取り組むというのは、バスフィッシングにちょっと似ています。

 

釣りを知らない人には、良く分からないかもしれませんが・・・。ルアーという小魚などに似た疑似餌を使い、ブラックバスという魚を狙う釣りのことです。

お気に入りのルアーって、釣れるんです。

 

もちろん、釣果ゆえ人気があるとか、値段が高いとか、動きがいいとか、光と影のバランスがとか、いろいろ原因があるのですが、それよりも本人の姿勢が違うんです。

 

時間が限られているのは、釣りも勉強も同じです。

貴重な時間を割いて取り組んでいます。

 

この時、これは絶対絶対釣れるんだよね。


とドキドキしながらやっていると、集中力が違います。

これが、ルアーの絶妙なアクションに影響し、わずかな当たりでも拾えるようになり、しつこくトライします。

 

ところが、自分が好きではないルアーを使っていると、ちょっとやってみて、やっぱり釣れないや。思った通りだ。となってしまいます。

先ほどのお気に入りのルアーとは取り組み方が天の地の差です。

 

これでは、釣れるはずがありません。

 

皆さんにも、是非ともお気に入りの教材と出会ってほしいのですが、こればかりは、実際にやってみても、あまりよく分からないことがありますので、書店でパラパラめくった程度で判断するのは難しいです。

 

そこで、世間での評価を大いに参考にしてください。

受験生みんなが使っているものは、確かに良い教材です。

 

そればかりではありません。

 

 

受験生みんなが使っている教材に書かれていることは、受験生みんなが知っています。

 

 

この知識は絶対に抑えなければならないところです。

それゆえ、更にその教材が ”良い” との評価につながる訳です。

 

全てがここにたどり着くわけですが、間違っていません。

 

私の経験から、これが合格への最短コースです。

 

さて、過去問の具体的な取り組み方ですが、少なくとも7年分くらいは問題とその解答解説を完全制覇しましょう。

7年分では不安という方は10年分が収録されているものもありますので、そちらでも構いません。

いずれにしても解答解説までしっかり頭に入れ、その肢と同様の論点が出題されたときに確実に正答できることが大事です。

 

 

そして、重要なのはそのサイクルです。

 

個人差がありますので、どのくらいの周期で同じ問題にあたるべきかは一概に言えませんが、記憶の片隅にある周期で1周してください。

 

私のように丸一日勉強に使える人は、端から端まで、つまりi.D.E.塾の過去問集でいうところの1〜5巻までを1サイクルとしてください。

端から端まで取り組んでは1か月もかかるという方は、1巻ごとに区切りましょう。

 

 

もう一つ大事なところがあります。

分からない肢は当然ですが、あいまいな肢に印をつけてください。

例えば△ですとか、自分が分かれば何でもよいです。

このあいまいな部分とは解答解説も当然に含みます。

 

翌日にその印のついた肢を必ず復習するためです。

 

 

これが最も大事です。

 

 

「復習なんてする時間ないよ」とは言わないでください。

復習をしないと本当に記憶が定着しません。

理想は覚えた後、1時間以内にもう一度確認することですが、全体の量を考慮すれば、さすがにそれは不可能に近いです。

 

しかし、復習を全くしなければ ”前日の取組みが無駄になる” と心得てください。

復習に使う時間は、私の場合、1日当たり1時間から2時間でした。

時間がない方でも、15分から30分は復習に使ってください。

 

さらに、前日の復習のほかに、重要な表は度々確認することが必要です。

とにかく繰り返し繰り返しが何より点数につながります。

 

 

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